Bossa Nova に思い溢れて
今回は個人的趣味の要素が強い。
まずニコニコは今回はほぼ無し、ようつぶメインだ。
私はアニメも好きだが、音楽も同じくらい好きだ。アニメを訳あって五年くらい断っていた時期があったが、その頃にどっぷりと音楽にひたっていたものだった。アニソンに未だに馴染まないのも、その頃の影響が多分にある。(最近は電波に耐性が出来てきましたがwww)
ボサノヴァを含めるブラジル音楽とは、かれこれもう八年ほどの付き合いになる。クラブジャズから入ったという、その道の人に言わせれば「邪道」なのだが、毎晩音楽ガイドを熟読し、ワゴンセールで現地もののCDを漁っていたくらいのめり込んでいた。
ボサノヴァに関しては様々な方がウェブ上でしたためられているので、ここでは動画の紹介と、軽い解説にとどめる。ニコニコもボサノヴァ動画が増えて、私としては嬉しいのだが、解説が間違っているものが時々見受けられる。
「Bossa Nova」という言葉はこの曲が書かれた当時には既に「流行語」的なニュアンスで使われていた言葉らしい。「ヂザフィナード」がボサノヴァを広めたのではなく、ホベルト・メネスカルが自然発生的に生まれたこの言葉をマスコミで取り上げて広めたものであり、世界的にはクリード・テイラーがその役割を果たした。ついでに言うと、「Bossa Nova」は形容詞である。では、ボサノヴァ動画の宝庫、ようつぶに飛んでみよう。
「イパネマの娘」ジョアン・ジルベルト&アントニオ・カルロス・ジョビン
ボサノヴァの代名詞ともいえるこの曲、様々な逸話が残されている。その話をすると長くなるので、またの機会に。ゲッツのサックスはやはり騒々しい。
「フェリシダーヂ」アントニオ・カルロス・ジョビン&ヴィニシウス・ヂ・モラエス
ヴィニシウスはボサノヴァに「心」を吹き込んだ詩人であり、戯曲家であり、外交官をつとめていたこともある怪物的存在の人物。
ジョビン、ヴィニシウス、トッキーニョそしてミウシャ
ここから少しマニアックになっていく。ギターを弾いている男はヴィニシウスの最後の共作者として知られるトッキーニョ。渡辺貞夫と親交がある。女性はミウシャ、シコ・ブァルケの姉であり、ジョアン・ジルベルトの二人目の妻であった。二人の間に生まれた子供が、べべウ・ジルベルトである。
マルコス・ヴァーレ&クァルテート・エン・シィ、アンディ・ウィリアムス・ショウにて
1966年とあるから、ヴァーレが渡米して間もないころだろう。四人の女性はクァルテート・エン・シィ。恐らくはオリジナルの四姉妹の時代か?ブラジル最高のコーラスグループとして今も活躍中である。
「サンバ・トリスチ」バーデン・パゥエル
俗に「バーデン奏法」と言われる開放弦奏法の名手であり、フランスのピエール・バルーと親交が厚かったギタリスト、バーデン。ボサノヴァの人ではないのだが、その近辺の仕事がかなり多いので、ボサノヴァ文脈に取り込まれた人である。
「蛙」アグスティン・ペレイラ・ルセーナ クァルテット
この辺りはよほどボサノヴァを知ってないと分からないのではないだろうか?この人はブラジル人ではなく、アルゼンチン人。同じ南米大陸でも、はるか遠くの言葉も文化も違う国の音楽に魅せられ、自分の中でボサノヴァを消化して音楽活動を続けている。
長くなりそうなので、今日はこんなとこで。
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